2025年4月5日
今回は満開の桜の中、大井川鉄道のSL列車に乗る旅のお話で
す。いつものとおり名古屋駅の新幹線口に向かいました。現
地に着くとお花見の季節からか、いつになく企画ツアーの数
が多く集合場所に迷うほどです。いくつかのツアー客の列に
まぎれることなく、乗るバスを間違えぬよう必死でした。現
に受付済みの客で違う列にまぎれたのか、バス乗車に遅れる
参加者も出たほどです。
バスは名古屋都市高速道から東名高速道に入り進みました。
途中靄にくすんだ深緑の中、桜の白がちらほら見られます。
浜名湖の北岸をかすめ天竜川を渡ると、静岡名産のお茶の畑
が続きます。程なくしてチューリップの咲き乱れる、県営吉
田公園に着きました。
公園には、赤・黄・白などのチューリップの花絨毯が広がっ
ていました。チューリップの中に桜が混じっているのも乙な
ものです。

次はお待ちかねの昼食です。国道150号の渋滞下では予約時間
に間に合わぬと懸念されたので、東名を使って焼津魚市場近
くの食事会場に向かいました。道中バス先頭の窓から富士山
が望めました。
食事会場では、地元の揚げ桜エビ、まぐろなどの刺身、浜松
のウナギをトッピングした、6種の小丼が並べられていました 。冷酒も注文して存分に食事を堪能しました。食事の後、併 設の店をのぞいてみましたが、産地にしては割高で買う気は 残念ながら起こらなかったです。
最後は大井川鉄道です。起点の新金谷駅へ国道1号で移動し
ました。(東名は新金谷駅を通らない)起点には、旧大井川
鉄道で使っていた機関車や客車の展示がありました。それら
を見ながら、石炭色を模した真っ黒なチョコアイスを嗜みま
した。出発の直前、添乗員さんに機関車を背にしたスナップ
もとってもらいました。
指定された座席は大井川に面した側で、参加者のご厚意で写
真撮りに好都合な窓側の席を譲っていただき、おかげさまで
桜名所の家山駅までの30分間、途中茶畑や大井川を背にした
桜トンネルを存分に撮影できました。家山駅では名物の桜を
背景に、われわれを連れてきたSL列車全体の雄姿も収めるこ
とができました。

家山駅からはバスで大井川鉄道に沿う国道473号を使い、戻
りの旅です。途中の門出駅近くのモールで休憩がありました
。門出駅は新東名の島田金谷ICの近くにあり、地域振興の目
的で新設の駅とのことです。そこで浜松名物うなぎパイを求
めました。その後SL通過の触れ込みで改札外のホームで待っ
ていたところ、電気機関車先頭で最後尾にSLを率いた列車の
通過があり拍子抜けしました。多分後日にSL先頭の列車とな
るのでしょう。出発間際に静岡おでんを楽しみました。
モールから新東名に乗り帰名の途につきました。新東名は東
名を補完する形で山寄に新設の高速道で、全長4.5km余の長大トンネルや橋梁を連ねます。新東名からは1.5kmの天竜川橋梁を渡った先で、山間に浜松北郊の住宅群が展開していました。最終休憩地の岡崎SAまでの間に、さらに新城や岡崎(多分)の町並みもひろがっていました。岡崎SAの後、伊勢湾縦貫道や名古屋高速道を通って、出発地の名駅新幹線口に無事帰り着きました。
旅の経験談27(大井川鉄道と桜)はこれで終わりです。
続編も投稿したいとおもいます。最後になりますが、(株)
Vector様のサイトに「旅先情報データベース」を紹介して
いただいています。Googleほかのサイトに「旅先情報」の
キーワードで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。
このサイトから上記データベースをダウンロードできますので、あわせてご活用いただけたらと存じます。以上