旅経験談7(大文字送り火・鞍馬山)

              2008年8月16日~8月17日

今回は、1日目に大文字送り火を見、次の日に鞍馬山登山を
した際の話です。

<8月16日>
京都駅A3から出る市バス206番(B3から出る205番も可
)で船岡山へ行きました。ここでは、鳥居型松明以外4カ所
の送り火が見えます。昼前着いた時には人の出はちらほらで
したが、午後も3時をまわると人でいっぱいになりました。
外国人も多くつめかけておりました。ここは日頃は家族出で
にぎわう公園です。

送り火を待っている人の携帯テレビ(スマホだったかもしれ
ません)から、折しも北京オリンピックのレスリングの決勝
戦が放送されていて、吉田選手が優勝した時には、かの有名
なせりふ「やっぱり吉田は強かった」の音声が流れたことが
耳に焼き付いています。

やがて日も暮れて、近くのの金閣寺のあたりから「大文字」
の文字が現れました。近くから見るだけあって迫力がありま
した。つづいて東の方の木々の間に松ヶ崎の「妙」と「法」
の文字の篝火が見えました。最後に松ヶ崎の左手に左大文字
、右手に船形万燈籠の送り火が望めました。たった1時間ほ
どの光のショーですが、昼前から待った甲斐がありました。

<8月17日>
つぎの日は叡山電車で出口柳駅から貴船口まで移動しました
。そこから貴船川沿いに貴船神社辺りまで上りました。さす
がこの辺りは町中に比べ、ひんやりとした空気を感じました
。鞍馬寺西門の受付で杖を貸してもらい、厳しい九十九折り
の木の根道を登りました。降りの行程だと30分ほどとあり
ましたが、金堂に着くまで小1時間はかかった記憶がありま
す。

金堂近くの霊宝殿では、1階の自然科学博物苑に、生きとし
生けるものを崇拝する鞍馬弘教の宗旨のもと、鞍馬山の鳥獣
や植物、岩石の自然を展示しています。3階では平安時代の
木彫り仏像、毘沙門天像ほかを拝観しました。金堂から仁王
門までは、道も整備され、降りやすかったです。門前の店で
にしんそばをいただき、叡山電車の鞍馬駅から帰途につきま
した。

旅の経験談(大文字送り火・鞍馬山)はこれで終わりです。
続編も投稿したいとおもいます。最後になりますが、(株)
Vector様のサイトに「旅先情報データベース」を紹介してい
ただいています。Googleほかのサイトに「旅先情報」のキー
ワードで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。このサ
イトから上記データベースをダウンロードできますので、あ
わせてご活用いただけたらと存じます。以上