2008年5月14日~5月15日
今回は、1日目に飛鳥めぐり、次の日に京都へ移動して葵祭
を見学する旅です。
<5月14日>
名古屋から近鉄で橿原神宮前まで行きました。そこからバス
で甘樫丘に登りました。ここは蘇我氏旧宅の跡と伝えられ、
展望台があります。本邦初の水時計由来の水落遺跡を経て、
飛鳥寺を訪れました。最古の仏像、金銅釈迦像があります。
また最近発掘の寺域を限る石組みの溝の解説がありました。
つぎに飛鳥資料館へバスで回り、特別公開のキトラ古墳の壁
画を見学しました。さらに万葉文化館、犬飼万葉記念館、酒
船石を回り、丘を登って岡寺を訪れましたが、ここで日本一
大きい如意輪観音の塑像を拝観しました。また巨石を積み上
げた墳墓、石舞台のなかに入りました。
石舞台の後、善悪の二面石のある橘寺、彫りかけの亀形をし
た亀石を回るうち、日も傾き高松塚壁画館の門限が迫ってき
ました。焦る気持ちを押さえ壁画館に駆け込み、高松塚古墳
の壁画レプリカを見学しました。壁画館を出るころには、日
も落ちかけ周りも薄暗くなっていましたが、必死の思いで近
鉄飛鳥駅を探し当て、京都へ向かうことになりました。
京都では東山安井のバス停近くの民宿「さくら」さんににお
世話になることにしました。
<5月15日>
朝早く宿を出て、まず祭行列が下鴨神社がつくまでの間、神
社近くの糺の森を散策しました。町中にありながら深い木立
の森です。行列をよりよく見学できるよう狭い路地で、穴場
になるところとして、下鴨神社の参道を選び、行列到着の2
時間ほどの前から陣取りました。
行列は、まず護衛、御幣物、走馬の後に牛に牽かせた御所車
に乗った勅使が続き、最後に従者に担がれた輦台に乗った斎
王代はじめ女人の列となります。当日はかなり暑かったです
が、衣装を着こんだ斎王代は汗で化粧も落とさず頑張ってい
ました。この後斎王代が御幣物を神前に捧げる社頭の儀を行
った後、上賀茂神社へ向かい、同じことを繰り返すまで祭り
は続きますが、私は嵐山の竹林散策に向かいました。
市バスで下鴨神社前から嵐山天龍寺前へ移動します。(例え
ば205番で四条河原町へ出、11番に乗換)ここから竹林
散策の後、嵐山天龍寺へ向かいました。方丈から池のある庭
園を鑑賞しました。帰りの高速バスの出る京都駅まで1時間
ほどはあり市バスで間に合うと思っておりました。ところが
途中の渋滞で予約のバスに間に合わず、間一髪のところで1
枚だけ残っていた次のバスの切符に代えてもらい、無事名古
屋に帰ることができました。
今後の教訓:余裕をもって帰るには、JRの利用も考える
旅の経験談(飛鳥めぐり・葵祭)はこれで終わりです。続編
も投稿したいとおもいます。最後になりますが、(株)Vect
or様のサイトに「旅先情報データベース」を紹介していただ
いています。Googleほかのサイトに「旅先情報」のキーワー
ドで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。このサイト
から上記データベースをダウンロードできますので、あわせ
てご活用いただけたらと存じます。以上