旅経験談4(京都花見も兼ねて)

                    2007年3月末

この日は、まず洛北の平野神社の桜を見、つぎに京都市美術
館で、大エルミタージュ展を訪れ、近くの南禅寺界隈を散策
した際の旅経験です。

名神高速バスで京都駅に着いた後、先ず駅前B3から出る市バ
ス外回り205番(B2から出るバス101番でも可)に乗り
北野白梅町で下車して、平野神社へ向かいました。まわりの
閑散とした住宅地を通り、境内に入りました。境内の桜は時
期も早いせいで、満開前の様子でしたが、花見前の準備は進
められていました。

つぎに市バスで北野白梅町から東山の京都会館美術会館前ま
で移動(例えば102番で銀閣寺道、そこで100番に乗換
)して、京都市立美術館に向かいました。多くの展示作品は
15世紀末から20世紀初めのヨーロッパ絵画を網羅してい
ましたが、多くはあまり馴染みのないものでした。観覧チケ
ットにあるゴーギャンの果実を持つ女も見ることができまし
た。

美術館の後100番のバスで祇園下車、丸山公園の桜のなか
みの幸で昼食に御茶箱弁当をとりました。記念の箸ももらい
ました。最後に南禅寺・永観堂前まで移動(例えば100番
のバスで東天王町まで行き、1区間もどる)そこから花見も
兼ねて南禅寺奥の水路閣を見学しました。水路閣は、琵琶湖
から京都市内に水を引くために、明治期に作られた赤煉瓦の
水道橋です。

                      2008年4月

1日目に宇治平等院を見た後丸山公園の夜桜、次の日は智積
院で長谷川等伯一門の障壁画を見て、平安神宮を回り最後に
仁和寺の桜を見に行った時の旅の経験談です。

<1日目>
JR奈良線の宇治駅を下車して、宇治川畔へ向かいました。川
畔のそば屋で茶そばの腹ごしらえの後、平等院へ進みました
。平等院拝観の予約を取った後、先に鳳翔館の展示を見まし
た。展示では鳳凰一対の本物、梵鐘や雲中供養菩薩像を間近
で拝観できました。

つぎに鳳凰堂では、阿弥陀如来坐像に圧倒されながら、雲中
供養菩薩像が実際に架かっている様子もうかがえました。阿
弥陀象のまわりやお堂周囲に描かれた仏画は、阿弥陀浄土の
世界を現出している趣でした。お堂を出て池の向こうから、
お堂の丸窓をとおしてお顔をだしている阿弥陀如来を拝んで
きました。

その日の夜、丸山公園のライトアップされた桜を見ました。
前年の昼にみた桜とはちがう趣がありました。

<2日目>
朝、東山七条にある智積院を訪れました。智積院は秀吉が息
子の菩提を弔ったところとして知られています。お堂の鍵を
開けてもらい、ガイドさんから収蔵の障壁画の説明を受けま
した。とくに金色の地のうえに等伯の息子久蔵の描いた桜図
や息子の死後等伯の作、楓図が圧巻でした。

その後平安神宮に立ち寄り、近くの丸山公園のいも坊でえび
芋料理をいただきました。最後に御室桜を見るために、洛北
の仁和寺へ向かいました。まだ時期も早かったので花は未だ
でしたが、ゴールデンウィーク頃のお楽しみということでし
ょうか。せっかく来たので五重塔の周りを巡ってきました。

旅の経験談(京都花見も兼ねて)はこれで終わりです。続編
も投稿したいとおもいます。最後になりますが、(株)Vect
or様のサイトに「旅先情報データベース」を紹介していただ
いています。Googleほかのサイトに「旅先情報」のキーワー
ドで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。このサイト
から上記データベースをダウンロードできますので、あわせ
てご活用いただけたらと存じます。以上