旅経験談25(京都に「はも」を食するの記)

                                             2024年8月3日

今回は、関西の人が夏によく食する「はも(鱧)」を、京都
西郊亀岡市の八光亭へ食しに行く旅のお話です。当日は朝か
ら猛暑を伝えられており、まさに「はも」を食するににお誂
え向きのの日柄でした。

名駅新幹線口から新名神高速道路を通るバス旅行です。高速
道路は新しいだけあって、鈴鹿山系を穿つ4000m級の長大トンネルが続き、途中に近江大鳥橋があります。この橋はロケットの形をした主塔とケーブルで橋げたを支える構造で、設計は米女流設計家と地元高校生らの合作で、土木学会賞を受けています。京都市内の混雑を避けるために、手前の草津から宇治近辺の京都西南郊に迂回する、京滋バイパスと国道478号線をとおり、目的の亀岡市八光亭につきました。

鱧懐石料理が始まる席からは、桂川も望め料理と景観を同時に楽しめる至福の時間となりました。因みに桂川は京の東を流れる鴨川と琵琶湖から注ぐ瀬田川とともに、京都西南郊で淀川となり大阪湾に注いでいます。料理は以下の写真の通りです。

早速冷酒2合を注文し、既に湯引きした鱧落としを梅肉添え
頂き、さらに鱧押しずしをつまみました。湯も温まってきたので、主菜の鱧しゃぶに進みました。水菜、麩、湯葉とともにあっさり目に味わいました。後茶碗蒸し、竹筒素麺、天ぷら、最後に鱧・生姜炊き込みご飯が膳に運ばれ、「はも」なるものを存分に堪能しました。鱧は浜揚げしてから京都に運ばれるまで生きていたほどの生命力の強い魚で、関西の人はこれを食べて夏場に精をつけてきたといいます。

鱧懐石の後、京漬物で有名な「西利」さんの嵐山支店に向かいました。本来ならここから嵐山の竹林巡りをするところですが何しろこの暑さ、後で聞いたら38℃ちかくもあったとのことで流石にここは遠慮して支店で宇治白玉金時をとって涼むことにしました。

中国から来た2人づれのカップルと相席になりました。彼らは英語ができないとのことで、筆談を試みてみました。学校漢文の延長でやってみましたが、うまく通じませんでした。彼らにとっても漢文はあちらの古文みたいなものだったかもしれません。ほどなくして奈良から来た初老のご婦人のツアー客と一緒になりました。彼女たちも暑場の外出は堪えるといっていました。昔は庭に水を打って、夜は戸を開け放して休んだとのこと。用心の悪い昨今からみて旧き良き時代だったんですね。

嵐山の後、京都駅に近い「西利」さんの本店に向かいました。バスの車中から京都の暑い街中を行き交う人たちを見て、京都人の逞しさをおもいました。本店では漬物に使う麹を使った発酵アイスを頂きました。十分な甘みがありました。ここで小粒の梅干を求めました。さすが名店の梅干、塩味と酸味が程よくバランスし、ご飯が進みました。

帰りは混雑する京都南口を避け、京都東口から高速に乗りました。道中も混雑に巻き込まれず夕方近くに帰名し旅を終えました。ただ心残りは、穏やかな季節であれば嵐山の竹林巡りを全うできたのにという想いです。最後になりますが、(株)Vector様のサイトに「旅先情報データベース」を紹介していただいています。Googleほかのサイトに「旅先情報」のキーワードで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。
このサイトから上記データベースをダウンロードできます
ので、あわせてご活用いただけたらと存じます。以上