旅経験談23(熊野の大花火)

                   2023年8月29日

今回は海上打ち上げの大スケール花火を見る旅です。台風による2回の延期で3度目の正直の花火開催です。 阪急旅行社さんの催行で 花火見学の後夜行バスで翌朝帰りの2日旅です。砂浜の有料席のため、レジャーシートと雨合羽携行で、いつものバス旅行より大荷物になりました。

バスはJR紀勢本線に沿い、東名阪自動車道・伊勢自動車道・紀勢自動車道・熊野尾鷲自動車道と進み、最後に花火会場の七里御浜の近くで国道42号に入ります。紀勢自動車道からは紀伊山地に分け入りトンネルの連続で、3kmを超えるものもいくつかあります。

途中昼食は旅行会社提供でしたが、夕食は提供がないので、バスで見かけた吉野家さんの牛丼としました。会場近くには食事の店はなく、事前にSA購入か屋台の利用になることもあります。会場に荷物を置き、吉野家さんへ夕食にでかけました。食事の後 近くの名勝 「獅子岩」の写真も撮りました。カメラの放列で皆さん花火をバックに「獅子岩」の写真を撮るということでした。

そのあと会場へ戻りましたが、会場の砂はおもいのほか柔らかく足がめり込みそうで、金沢の旅(旅経験談22)の大反省で購入したスニーカーは大正解でした。花火見物の経験で見物中は飲み物はとらないようにし、トイレ行きを免れました。夜の浜は打ち寄せる波で、水の砕け散る大きな響きと満月にきらめく波頭の連続です。

花火は7時過ぎから始まりました。花火は海上に浮かべた鉄製のいかだから打ち上げます。花火の多くが追善供養で私費の打ち上げです。海上に浮かぶ半円の花火のほか、大空に広がる大輪やスターマインもあります。いよいよ大詰めの三尺玉海上自爆と鬼が城大仕掛けの登場です。三尺玉海上自爆は下の写真です。

最後の鬼が城大仕掛けの冒頭は、赤・緑の無数の輪が大空に乱舞する、よく広告や新聞に写真の載る仕掛け花火で、眼には焼き付けましたが、シャッター・チャンスを逃しました。一大痛恨事です。

帰りのバスは翌朝の始発に合わせ、現地を24時近くの出発となりました。車中相席の方から一眼レフで撮った写真をみせてもらいました。どの写真もポイントをおさえた素晴らしい出来で、コツはシャッター・チャンスの感所にあるとのことです。さて車内は40数人、ほとんどの人はリクライニングも使わずヘッドレストもない席で、十分に休まれたのでしょうか。今回も旅行社の添乗員の方や同乗の旅のお仲間の方々にはお世話になりました。

さて私のデジカメで撮った花火の写真ですが、露光時間の関係で見馴れないものもありました。露光時間が人間の眼の残像時間に近ければ、眼にするイメージの花火になるわけですが、極端に短ければ白い粉をまぶしたような光粒のかたまりのイメージになるのでしょうか。カメラに詳しい人に教えていただきたいです。

旅の経験談(熊野の大花火)はこれで終わりです。続編も投稿 したいとおもいます。最後になりますが、(株)Vector様のサイトに 「旅先情報データベース」を紹介していただいています。Googleほかのサイトに「旅先情報」のキーワードで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。
このサイトから上記データベースをダウンロードできますので、あわせてご活用 いただけたらと存じます。以上