2023年5月10日
今回は日本海に面した金沢名物の魚介をのせたスシを食べた後に、 ニューアートの金沢21世紀美術館 、日本三大庭園の兼六園などを巡る旅です。
名古屋駅西口から4時間かけて金沢に至る阪急交通社さんのバス旅行で、JRの特急「しらさぎ」に沿い、東名・北陸自動車道で移動します。滋賀県に入って琵琶湖・余呉湖を左に見た後は、深山に分け入る感じで、日本海側の敦賀から武生まではトンネルの連続です。北陸本線旧線に沿ったコースで、14kmの本線北陸トンネル程ではないが、3km級のトンネルも2つあります。武生を過ぎてからは福井平野です。
石川県に入ってからは左に日本海の眺めです。背後からの日光で、海の青さが際立ちます。高速を降りて金沢市内に入り、「のどぐろ、白エビを食すスシ御膳」の店に入りました。飲み物は、熱燗の日本酒2合としました。料理は少し物足りないと思ったので、車エビの天ぷらを追加注文しました。飲み物と追加注文の分は石川県提供の旅行クーポンを使わせていただきました。
つぎに21世紀美術館の見学です。この美術館はプリッカー賞(建築のノーベル賞)受賞の 妹島和世と西沢立衛(SANAA) が設計した円形のガラス張りの建物で、外側にアート・ライブラリやレストラン等、内部にニューアートの展示室があります。レストランで庭園のオブジェを見たりライブラリに立ち寄ったりなどしているうちに、タイムアウトで肝心の展示作品を見損ねてしまいました。海外の人も多かったです。
それから兼六園に向かいました。兼六園は池泉回遊式の庭園で、霞が池入口に立つ名物の「石灯籠」は下の写真です。
池の奥のある築山「栄螺山」からは、池全景や金沢の街が見下ろせました。とにかく広かったが砂利道で、履いていた革靴のお古を履きつぶしてしまいました。 これからのツアーではトレッキングのスニーカーを履いてくるべきと反省です。
最後に金沢にいくつかある武家屋敷跡の散策です。千二百石取り(今の換算でほぼ1億円)野村家の見学です。玄関に武功の鎧甲冑が飾ってありました。1階は八畳間で5,6室ほど2階には庭園を見下ろせる茶室の設えがありました。野村家向側の店できんつばや胡桃いりの甘餅を土産に求めました。
帰りのバスでは、左に冠雪の白山が望めました。やがて石川・福井県境では山裾の林の中に分け入りました。木々の間から下の方に刈り入れ前の冬小麦の黄金色と、田植えを終わったばかりの稲苗の緑に西日が当たって、対比が鮮やかでした。そうこうするうちに辺りが暗くなり、家々の明かりがそこそこに望めました。名古屋に着いた時には午後8時を回っていました。金沢は遠かったです。阪急交通社さん、同乗の旅のお仲間にはお世話になりました。また参加したいです。
旅の経験談(金沢のスシ食べ歩き)はこれで終わりです。続編も投稿 したいとおもいます。最後になりますが、(株)Vector様のサイトに 「旅先情報データベース」を紹介していただいています。Googleほかのサイトに「旅先情報」のキーワードで検索いただくと、紹介のサイトが現れます。
このサイトから上記データベースをダウンロードできますので、あわせてご活用 いただけたらと存じます。以上